変化を恐れるな 【アルケミスト 夢を旅した少年】

読書記録

「アルケミスト 夢を旅した少年」 パウロ・コエーリョ 著

を読んでの感想です。

夢に向かって真剣に向き合ったことが、自分にはあっただろうか、と考えさせられました。

世界で最も読まれた本の第5位ということを最近、知りました。文庫で200ページ弱でしたので、割と早く読み終えることができました。

少年サンチャゴが、ある日、夢を見ます。その内容は、エジプトのピラミッドへ行き、宝物を手に入れる、というものでした。

サンチャゴは、アンダルシアの羊飼いです。夢の為に、羊を手放し、アフリカへ渡り、エジプトへ向かいます。ネタバレになりますので、結末は言えません。

道中で、変化を恐れ、現状に満足しているふりをする商人。この辺りは、自分に当てはまり、考えさせらえました。夢を見ているだけ。いつか、夢がかなうだろうな、と思うだけで、動かない。

少年は、きっかけを見逃さず、強く意思をもち、時間がかかっても夢に向かっていきました。それを見て、協力、応援してくれる人もいました。

抽象的表現や宗教に関する事(自分の知識不足もあると思います)があり、分かりづらい箇所もありました。

しかし、自分が楽な方を選択して生きてきたのか、後悔しました。

まだ、自分にできる事はある。やる前から、想像してあきらめるな。

上を目指すなら、楽な今を、変えろ。とやる気にさせてくれる本でした。

アルケミスト 夢を旅した少年

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